会計5Sとは

会計は決算書類を作るためだけに行うものではありません。毎月正確に数字を把握することで、経営の問題点や改善点が見えてきます。
売上げに対して外注費がかかりすぎていないか、どの商品が伸びてどの商品の在庫が膨れているか、宣伝費の効果が現れているか、会計から読み取っていきましょう。

そのためには正確で早い決算が必要となってきます。会計5Sを取り入れ実施することで、正確で早い決算が実現され、問題点の把握や改善案の効果検証などを行うことが可能です。

 

会計5S

整理

業務の流れを整理して、必要な資料、不要な資料、足りない資料に分けましょう

会社における取引をすべて洗い出し、書類の流れやお金の流れを明確にします。その中で業務の見直しや資料の関連付けを行い簡素化していきます。
業務やお金の流れを整理することにより、問題が発生した場合に素早く原因を確認し、対応することが可能となります。

 

整頓

資料をファイリングして調べやすくし、いつでも、すぐに取り出せるようにしましょう

よく使用する資料、一度作成した後ほとんど見ることがない資料、ほとんど見ることがないが重要である資料など、使用する頻度、重要度などにより保管方法、保管場所を分けます。
限られたスペースを有効に活用することができ、資料を探す時間などが短縮できます。また、保管場所等を明確にすることにより、担当者間でのやり取りがスムーズになります。

 

スピード

月次決算を早く終わらせて、実績把握をスピーディに正確に行いましょう

月次決算作業を分散するため、普段から月次決算で使用する書類を整理し、作業の前倒しやソフトの導入、デジタル化、作業のマニュアル化をしていきます。
対策の効果を早く実感できます。また、問題点に早く気づくことができ、適切な対策を素早く検討・実施できます。

 

スリム

実績を把握したら、不要なものは削減し、今後の計画を見直ししましょう

計画と実績の差額を把握し原因確認を行います。対策に対する効果確認や、新たな問題に対する改善案、伸びそうな分野への投資案などを計画に盛り込んでいきます。
実績に即した計画を実施することにより、積極的な経営ができ、高い経営効果を得ることができます。

 

しつけ

決めたルールを守り、経理の流れを定着させましょう

チェックリストの導入や定期的にルール確認を行い、改善点を盛り込んでいきながら業務や経理の流れを定着させていきます。
ルールや流れが定着することによりミスにすぐ気付づくことができ、また、会計の計上基準が一定となるので正確な会計ができるようになります。